MIV-X - 特長
超音波光探傷装置 MAIVIS
測定原理
超音波光探傷技術は、検査対象を励振させ表面の変位を光学的に検知し、表面を伝搬する超音波の状況を観測する技術です。
- 対象物に連続した超音波振動を負荷
- 表面を伝搬する超音波による微小な面外変位をレーザ照明とカメラで光学的に可視化※
- 超音波の伝播が乱れる様子を観測することで欠陥を検知
従来の超音波探傷との違い
超音波光探傷装置MIV-Xは、大気中での超音波探傷検査(UT)が難しい領域を補完します。浅い所の非破壊検査はMIV-Xにお任せください!
ここがポイント!
- カメラ視野内の広域を一括検査
- 表層付近の検査が得意
- 異種材でも音響インピーダンスの違いを気にする必要なし
便利機能
欠陥識別がしやすくなるノイズ除去機能
観察サンプル:3種(刻印径Φ1, 2, 4 mm )のMIV文字を刻印しフィルム貼付したプレート(MIVの刻印部を赤枠でマーキング)
欠陥の場所や大きさを認識しやすい寸法表示/マーキング機能
より小さな欠陥も検知する光学ズームセット(オプション)
最小検知サイズが約2倍にアップ(MIV-X標準約Φ1 mm⇒約Φ0.5 mmに)、レーザ光軸調整も可能なため照射の均一性も向上