UF-Amino Station - 特長

LC/MS高速アミノ酸分析システム

9分間でアミノ酸38成分の高速一斉分析が可能

専用の分析カラムによる高速分離と質量分析により、わずか9分間で38成分のアミノ酸・アミノ酸関連物質を分析します。イオン交換クロマトグラフィーとポストカラム誘導体化法を組み合わせたアミノ酸分析システムに比べ分析時間が約18分の1となり、最大96検体を24時間以内で分析することができます。大幅なスループットの向上により、多検体処理において優れたパフォ ーマンスを約束します。

38成分アミノ酸の分析例

自動誘導体化による効率化と信頼性の向上

 UF-Amino Stationは、自動前処理機能により誘導体化プロセスの効率化を図るとともに、分析結果の信頼性向上を実現しています。試料と反応試薬を装置にセットするだけで、前処理からHPLCへの注入までの一連の操作を自動で行うことができ、前処理の手間の低減と高い信頼性を両立しています。

自動前処理機能による誘導体化

自動前処理機能による誘導体化

UF-Amino Stationは、オートサンプラーの前処理機能を利用し、反応試薬と試料を採取、反応液を添加して混合します。混合済み試料を加温ブロックに導入し、加熱して誘導体化反応を行います。次に、反応済み試料をサンプルループに導入し、注入動作を行います。 

分析と前処理の並行による効率化

自動前処理で誘導体化された試料溶液がカラムに注入され、分析が開始されると、オートサンプラーは次の試料溶液の前処理を行います。分析中に次分析の前処理を行うため、時間のロスなく効率的に分析を進め、ランニングコスト・環境負荷の低減にも大きく貢献します。

分析と前処理の並行による効率化

自動前処理による分析結果の信頼性向上

試薬添加・混合・加熱等の処理を自動化することで、誘導体化反応の安定性向上と効率化を実現します。また、安定同位体を用いた内部標準補正により、繰り返し再現性や検量線直線性も確保し、信頼性の高い結果が得られます。

自動前処理による分析結果の信頼性向上

培地培養液サンプルの分析

LC-MSの高選択性を活用し、夾雑成分の多い培地培養液中のアミノ酸も検出、定量することができます。
また、UF-Amino Stationでは9分間という短時間で38成分の分析が可能であるため、多検体分析となる培養液中のアミノ酸組成のモニターなどへ応用できます。 

培地培養液サンプルの分析

LabSolutions Insightによるスムーズなデータ解析

多検体データ解析作業の効率化

 

LabSolutions Insightは、直感的な操作を可能にする画面構成を採用しています。選択された化合物のピーク情報や検量線が一目で把握でき、解析作業をスムーズに進められます。

多検体データ解析作業の効率化

洗練されたレポート出力

 

LabSolutions Insightでは多検体データのクロマトグラムや面積値、濃度などの必要な情報を一覧でまとめるレポートフォーマットを使用できます。 また、特定のアミノ酸の分析結果を選択的に出力したり、実サンプルや標準サンプル、QCサンプルのみを出力するなど、目的に合わせてレポートを作成でき印刷コストの削減につながります。また、解析結果をCSV形式で出力し、他ソフトウェアにコピーすることも可能です。

洗練されたレポート出力
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