ノロウイルス拭取り検査用試薬キット - アプリケーション
研究用試薬
ノロウイルス拭取り検査用試薬キットの実施例

遺伝子検出装置GVP-9600取得データ

ノロウイルス陽性検体
サイクル数が増えると蛍光強度が増加
サイクル数が増えると蛍光強度が増加

ノロウイルス陰性検体
サイクル数が増えても蛍光強度はゼロ付近のまま
サイクル数が増えても蛍光強度はゼロ付近のまま
検出例
1ヶ月前にノロウイルス感染疑いの有症者報告があった施設で、環境中のノロウイルスの拭き取り検査を行いました。
その結果、感染者が出てから1ヶ月経過しているにも関わらず、拭取り試料60検体中8検体(約13%)でノロウイルスが検出されました。
■ 陽性を検出した場所を次亜塩素酸ナトリウム溶液で清掃した後、再度拭取りした試料

市販の次亜塩素酸ナトリウム溶液含有シートで掃除後、ノロウイルスの拭き取り検査を再度実施すると、検出結果は陰性となりました。
本キットでは、これまで20時間かかってたノロウイルスの拭き取り検査が2時間30分に短縮され、環境中のノロウイルス汚染箇所に対して行った清掃の効果確認にも使用できます。