Jetanizer - 特長
メタナイザー
High Performance
微量のCOとCO2 の分析は、水素(H2)の不純物純度分析、溶存ガス分析(DGA)、温室効果ガス(GHG)分析、変圧器オイルガス分析(TOGA)、エチレン/プロピレンモノマーなどの簡易分析において重要です。従来は、ニッケル触媒を充填した大型のメタナイザーが使用されていましたが、運転やメンテナンスにコストがかかりました。島津のJetanizerは、FIDノズルに独自に開発した特別な触媒を組み込むことにより小型化し、さらに容易にメンテナンスをすることができます。さらに、Jetanizerは、CO, CO2 のみならずGCによる 1 ppm 未満のホルムアルデヒド分析を可能にします。
Jetanizerが適応できる公定法や分析
公定法 | 分析 |
---|---|
ISO 14687-2019 | 水素中の不純物分析 |
- | 温室効果ガス分析 |
ASTM D3612-02 (2017) | 変圧器オイルガス分析(TOGAS)/溶存ガス分析(DGA) |
ASTM D6159-17 | エチレン中の不純物分析 |
Key Benefits over a Conventional Methanizer
従来のメタナイザーに比べ、設置や測定にかかる時間やコストを削減することができます。
Jetanizer | 従来のメタナイザー | |
---|---|---|
設置箇所 |
FIDノズル |
GCの横 |
AUX 電源 |
不要 |
必須 |
触媒 |
ニッケルフリー |
ニッケル(Ni) |
O2 に対する耐久性 |
〇 |
× |
H2 の追加供給 |
不要 |
必須 |
よりシンプルで高感度な測定を実現
・高い感度を実現します。
・ホルムアルデヒドも検出可能です。
・ニッケル触媒を使用しておらず有害金属を含みません。
費用・時間・スペースを削減
・初期費用を削減できます。
・余分な配管が不要のため調整や漏れを最小限に抑えられます。
・FIDのヒータを使用するため追加の温調装置を使用しません。
・5分未満で迅速に設置できます。
・追加のスペースを必要としません。