良好なピーク面積再現性

電子式フローコントローラ(AFC,APC)による精度の高い流量制御と,温度分布が均一なバイアル恒温槽により,安定性の高いサンプリング性能を実現。良好なピーク面積再現性を得ることができます。

バイアル恒温槽の温度分布が均一なので、 搬入位置による気液平衡のバラツキがありません

バイアル恒温槽の温度分布が均一なので,
搬入位置による気液平衡のバラツキがありません

Ethanol 0.4% の再現性 2.0% (n=10)

Ethanol 0.4% の再現性 2.0%(n=10)

オーバーラップ分析

ヘッドスペースサンプラによるオーバーラップ分析とは,複数のバイアルを時間をずらして保温を開始することにより,処理時間を短縮する手法です。HS-10は,この機能によりバイアル保温時間が長い場合でも効率的に測定することができます。

他のバイアルが保温中でも
新たなバイアルを搬入して保温が可能

 

オーバーラップの有無における分析時間の違い

オーバーラップの有無における分析時間の違い

 

攪拌機能

HS-10のバイアル攪拌機能は,短時間でバイアル内を平衡状態にすることができます。これによりバイアル保温時間を短縮でき,効率的に測定することができます。

バイアルを上下させて攪拌を行います。

バイアル保温時間(min)

総合ワークステーションLabsolutionsに対応

LabSolutionsのユーザー管理機能,メソッドパラメータのオーディットトレイル機能などにより,医薬品業界で要求されるFDA 21 CFR Part11,厚生労働省CSVガイドライン,電子記録・電子署名に関する指針などの各種規制に対応できます。

メソッドパラメータ設定

メソッドパラメータ設定 
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