Peakintelligence™ for GCMS - 特長
LabSolutions Insight™ 向け波形処理ソフトウェア
パラメータフリーで波形処理
クロマトグラムのピーク検出をAIがアシストして、熟練者と同等レベルの解析を実現できます* 。
熟練作業者が行った波形処理をAIに学習させており、事前のパラメータは調整不要です。
* お客様の波形を学習する機能は搭載しておりません。
従来のアルゴリズムでは難しかった クロマトグラムの解析が可能
例えば、従来のアルゴリズムでは対応するのが難しかった複雑なクロマトグラムでも、Peakintelligence for GCMSなら事前のパラメータ調整なしでピークを検出できます。
ベースラインの切り方が難しい場合も正しく処理できる
高さが低いピークも検出できる
S/N比が低いピークも検出できる
代謝物のワークフローにかかる手動波形処理の手間の短縮
代謝物データの分析では検出する化合物の数が多く、波形処理が正しくないクロマトグラムは手動波形処理による修正作業が必要となりワークフローのボトルネックとなります。
Peakintelligence for GCMSでは、1サンプルあたりの手動波形処理に必要な化合物数を現行アルゴリズムの約4分の1に短縮できます(1サンプルに475成分の化合物が含まれる代謝物データの場合)。
化合物数
※当社テストデータの結果
修正前
残留農薬データへの適用
農薬混合標準溶液等を用いた多種類の農薬標準品分析や、夾雑物の影響を受けやすい実サンプル分析では、手動波形処理による修正作業が必要です。検出ピークの処理を誤ると正しい合否判定ができないだけでなく、データの改ざんにつながる可能性があります。本ソフトウェアでは、規制合否にかかる重要な分析において、手動波形処理による修正作業を低減し、作業者に依存しない安定した定量結果を得られます。さらに、残留農薬ではMRMデータだけでなくSIMデータにも対応しました。さらに、残留農薬ではMRMデータだけでなくSIMデータにも対応しました。
STEP1. 標準試料での検量線作成と波形処理結果の確認
パラメータ設定なしで熟練者と同等の波形処理を実現し、波形処理の修正作業時間を削減します。
STEP2. 未知試料の定量
夾雑物が入った試料の波形処理では作業者によってベースラインの引き方が異なる可能性があります。AI波形処理では誰が実施しても同じ結果となり安定して定量が実施できます。