TD-30シリーズ - アプリケーション
サーマルデソープションシステム
有害大気汚染物質
サンプリングに時間がかかる大気測定では,分析に失敗すると再測定には高いコストがかかります。TD-30Rのレストアと内標添加機能を利用して,分析失敗のリスクを低減することができます。
1 1,2-Dichlorotetrafluoroethane | 11 Dichloromethane | 21 1,2-Dichloropropane | 31 o-xylene |
2 Chloroethene | 12 Acrylonitrile | 22 cis-1,3-Dichloropropane | 32 Styrene |
3 Chloromethane | 13 1,1-Dichloroethane | 23 Toluene | 33 1,1,2,2-Tetrachloroethane |
4 1,3-Butadiene | 14 cis-1,1-Dichloroethene | 24 trans-1,3-Dichloropropane | 34 1,3,5-Trimethylbenzene |
5 Bromoethane | 15 Chloroform | 25 1,1,2-Trichloroethane | 35 1,2,4-Trimethylbenzene |
6 Chloroethane | 16 1,1,1-Trichloroethane | 26 Tetrachloroethane | 36 m-Dichlorobenzene |
7 Trichlorofluoromethane | 17 CarbonTetrachloride | 27 1,2-Dibromoethane | 37 p-Dichlorobenzene |
8 1,1-Dichloroethene | 18 Benzene | 28 Chlorobenzene | 38 Benzylchloride |
9 Trichlorotrifluoroethane | 19 1,2-Dichloroethane | 29 Ethylbenzene | 39 o-Dichlorobenzene |
10 3-chloro-1-propene | 20 Trichloroethene | 30 m+p-xylene | 40 1,2,4-Trichlorobenzene |
IS d8-Toluene |
作業環境
ダイナミックレンジが広いTD-GC-FIDシステムは,低いランニングコストで多くの成分を同時に測定することができます。
GC-2030AF+TD-30
放散ガス
コールドポイントがなくトランスファーラインが短いTD-30シリーズは,SVOCの測定に最適です。
バックグラウンドが低いため,チャンバーを利用する放散ガス測定やクリーンルーム内雰囲気の測定などの微量分析に対応可能です。
熱抽出
自動車部品の放散ガス測定メソッドのVDA278では,試料片をチューブに充填して60℃に加熱しVOCを測定後,チューブを90℃に加熱して付着したSVOCを測定するメソッドです。
TD-30シリーズのサンプルトレイはチューブにアクセスしやすいため作業が容易です。
食品中の香気成分
チューブを横向き配置するTD-30シリーズのサンプルトレイは,固体だけではなく軟らかいもの,粘性があるものもセットできるので,食品の分析にも適しています。
製品の異臭
アドバンストフローコントローラー(AFC)による再現性の高いキャリアガス制御は,保持指標データベースを併用した未知ピークの定性・半定量を可能にします。
ダンボールの異臭
n-アルカン標準試料
GC/MS異臭分析データベース
GCMS-TQ8040 NX+TD-30R