EP-100, EP-110 - 特長
島津天びん専用プリンタ
特長
■その1. ISO/GLP/GMP対応を強力サポート

時計機能内蔵
EP-100/EP-110は時計機能を内蔵していますので,時計機能を持たない天びん(AT,TX,BL,ELB)でも時刻と日付を印刷することができます。
カスタマイズ印刷
計量値以外にタイトル,末尾に印字項目を加えることができます。
タイトル(ヘッダー)には,製造者情報,器物名,シリアル番号,サンプル名,日付,時刻,ロットNo.が含まれます。データ末尾(フッター)には,終了日時,署名などが含まれます。それぞれの項目は個別に有効/無効を選択できます。
ヘッダーを印字するタイミングはファームウェアのバージョンによって異なります。詳細はこちら
日時の改ざんを防止※EP-110のみ
6ケタのパスワードにより時刻の改ざんを防止します。
■その2. らくらく通信設定
ワンタッチで天びんとの通信設定を自動的に行う機能(オートセット)を搭載していますので,通信設定の煩わしさが解消されます。
※ELBシリーズ,水分計MOC63uは使えません。
■その3. 有機EL液晶で状態を見やすく表示(EP-110のみ)
計量モードに合わせた状態をわかりやすく表示します。有機EL液晶なので暗いところでも安心です。
【表示例】

■その4. 充電池駆動(EP-110のみ)
ACアダプタ不要でポータブルに持ち運びできます。
また,ドラフトチャンバー内のような電源のない場所でもプリンタを使用できます。
※乾電池は使用できません。
■その5. 文字入力機能の改良 (EP-110:ソフトウェアVer.3.00以降のみ)
下図のとおり、入力可能な文字の一覧が表示されるようになったため、上下左右キーを使って任意の一文字を迅速かつ正確に選択できるようになりました。
文字入力が以前よりも簡単でスムーズになったため、計量値と合わせて印字するサンプルID等の入力作業を効率化できます。一例として改良版で5文字入力する場合、改良前と比べて、キーを押す回数が約1/7に削減できます。

■その6. DIRECT モード使用時のヘッダー印刷機能 (EP-110:ソフトウェアVer.3.10以降)
EP-110 の DIRECT モード使用時に、モデル名、サンプル No.などのヘッダーを計量値に付加して印字できます。印字できる項目は下記表のとおりです。 [INPUT]キーを押して表示される項目にチェックを付けるだけの簡単操作で印字したい項目を設定できます。
| 項目名 | 内容 |
|---|---|
| For DIRECT | ダイレクト印字モードでのヘッダー付加の有効/無効を選択。 |
| Model | モデルネーム印刷の有効/無効を選択。最大16文字で設定可。 |
| S/N | シリアルナンバー印刷の有効/無効を選択。最大16文字で設定可。 |
| Date | 日付印刷の有効/無効を選択。 |
| Time | 時刻印刷の有効/無効を選択。 |
| Sample ID | サンプルID印刷の有効/無効を選択。最大11文字で設定可。 |
| Name | サンプル名印刷の有効/無効を選択。最大16文字で設定可。 |
| Lot | ロットナンバー印刷の有効/無効を選択。最大16文字で設定可。 |
| Lot Auto Incr. | ロットナンバー印刷の自動カウントアップの有効/無効を選択。最大16文字の英数字で設定可。 |
| Sample No. | サンプルナンバー印刷の有効/無効を選択。最大9文字で設定可。 印字する度に自動でカウントアップする。 |
| Separator | ヘッダーと計量値を印刷した後のセパレータ印刷の有効/無効を選択。 |
| K*x+B <unit> | ユーザ定義式適用の有効/無効を選択。KおよびBはユーザにて設定可能なパラメータで、xは計量値。 |
ヘッダー項目選択の例
上の項目選択時の DIRECT モード印字例(チェックをつけた項目が重量値に付加されて印字されます)
■その7. 分析天びん AP シリーズとの日時同期機能の追加(EP-110:ソフトウェアVer.3.10以降)
日時同期が成功したときの画面
日付と時刻の間に"*"が表示される。
分析天びん AP シリーズ(AP、AP W ex、AP W-AD、AP W-AD ex の各シリーズ)を接続しているとき、EP-110 の内蔵時計の日時を AP シリーズの内蔵時計の日時と同期できます。これにより、EP-110 の日時情報と AP シリーズの日時情報との不整合のない信頼性の高い印字記録を確保できます。EP-110 のメニューで“Time set only by balance”を有効に設定すると、以下の条件で AP シリーズの日時と同期します。
・EP-110 本体電源投入時。
・同期後、10 時間経過ごと。
・”天びん情報の取得”を実行。( その8.天びん情報の取得機能の追加参照。)
■その8. 天びん情報の取得機能の追加(EP-110:ソフトウェアVer.3.10以降)
天びん情報取得機能実行画面
AP シリーズ接続時、AP シリーズ本体に設定されているモデル名、シリアルナンバー、ユーザネーム、日時情報を取得できます。これにより、DIRECT モード等のヘッダーに印字するモデル名、シリアルナンバー、ユーザネーム、日時のそれぞれに対して、EP-110 側での設定操作を行わずに登録できます。
■その9. ヘッダー印字タイミング設定
ヘッダー印字タイミング設定画面(EP-110 の場合)
EP-110 はソフトウェアバージョンが Ver.3.00 から、EP-100 はソフトウェアバージョンが Ver2.15 からヘッダーを印字するタイミングが変更されています。この仕様変更によって、作成済み SOP (Standard Operating Procedure) に対して合致しない状態が生じていました。この不都合を解消するため、仕様変更前のヘッダーの印字タイミングに設定できるようになりました。“Normal Set” メニュー内の “Older Ver. mode”を選択することで設定を変更できます。
Older Ver. mode の ON/OFF による動作の違いは下記表のとおりです。例として、WEIGHING モードを使用した場合にヘッダーが印字されるタイミングについて記載しています。
| 相違点 | Older Ver. mode =“ON” | Older Ver. mode =“OFF” |
|---|---|---|
| モード切り替え時にヘッダーが印字されるタイミング |
WEIGHING モードに切り替えると自動的にヘッダーが印字される。
|
WEIGHING モードに切り替えるだけではヘッダーが印字されない。 |
|
初回の計量値印字時には計量値のみ印字される。
|
モード切り替え後、初回の計量値印字時にヘッダーも一緒に印字される。
|
|
| Hold run mode が ON の場合、フッター印字後に次のヘッダーが印字されるタイミング |
計量作業終了時にフッターを印字した後、自動的に次の計量作業分のヘッダーが印字される。
|
計量作業終了時にフッターのみを印字する。次の計量作業分のヘッダーは印字されない。
|
※なお、EP-110 の Ver3.10 では、表示・印字言語の英文/中文の選択ができません。英文での表示・印字となります。
下記から最新のファームウェア Ver3.10 をダウンロードし、使用中のEP-100 /EP-110 をアップデートできます。アップデート手順も下記をご確認ください。
今回追加した機能をパソコンから簡単に設定できる最新の設定用ソフトウェア「EasySetup」Ver2.10 を下記よりダウンロードができます。ご利用ください。
印字例
使い勝手の良い,多彩な印字モード
● 計量モード

● 統計計算モード

出力項目
| 項目 | 記号 | 備考 |
| タイトル(ヘッダー) | 製造者情報,器物名,シリアル番号(S/N),サンプル名(ID),日付,測定開始時刻,ロットNo. | |
| サンプル個数 | N | |
| 合計値 | T | |
| 最大値 | MAX | |
| 最小値 | MIN | |
| レンジ | RNG | = MAX ‒ MIN |
| 平均値 | MEAN | = T / N |
| 標準偏差 | SD | √Σ(Xi-MEAN)2/(N-1) |
| 変動係数 | CV | (SD / MEAN x 100) % |
| データ末尾(フッター) | 測定終了時刻,署名欄 |




