分析計測機器
Analytical and Measuring Instruments
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噴射型乾式測定の場合、粒子群を含む気流が、図1のノズルを通過する間に、断面の面積と向きを急速に変化させることによって、粒子群を効果的に分散させ、噴射させています。高速でノズルから噴射され、レーザ光を通過して回折・散乱光が検出されるまでの時間は極めて短いので、この間に再凝集する可能性はほとんど考えられません。 また、図1のノズルの場合、断面積を極端に絞っている(小さくしている)箇所がないので、ノズル通過中の凝集の可能性も低くなっています。
磁性粒子の測定例として、実際に六方昌バリウムフェライト粒子を湿式と乾式で測定した結果を図2に示します。乾式測定ではうまく測定できていますが、湿式測定では、凝集してしまうため、粒子径が 10 倍程度にまで大きくなっています。
このように、磁性粒子の測定には、湿式測定よりも乾式測定のほうが適していることがわかります。