有識者に聞く!
AI技術を用いたMSデータ解析の効率化
~AI技術がもたらす一歩進んだMS解析~

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AI技術を用いたMSデータ解析の効率化

「Peakintelligence™」はAI技術を用いた解析用ソフトウェアです。
解析条件*不要で熟練作業者と同等レベルの解析を実現し,解析作業にお悩みの実務ご担当者だけでなく​確認を行う管理者の皆様の時間・作業ストレスを軽減します。​
本セミナーでは実際にご体験いただいたユーザー様の"リアルな声"をご講演いただきます。弊社技術者より製品紹介に加え,MSデータ解析の基礎についても講演いたします。現地開催ならではのラボツアーもございます。神奈川と京都の2会場で開催しますので,是非ご参加下さい。
*波形処理条件

株式会社 島津製作所

■本セミナーはこんな方におすすめです

  • 様々なピークに適応する解析条件の構築にお悩みの方
  • 膨大なデータの解析にかかる時間にお悩みの方
  • 作業者による結果のバラつきにお悩みの方

 

◆開催日時 神奈川会場:2023年2月14日(火)13:00 ~ 17:00(12:30開場)
 京都会場:2023年2月22日(水)13:00 ~ 17:00(12:30開場)
◆開催場所 神奈川会場:Shimadzu Tokyo Innovation Plaza
※会場までのアクセスはこちら

京都会場:島津製作所 三条工場内 本館1F セミナーホール
※会場までのアクセスはこちら
◆定  員 100名(※定員になり次第,締め切らせていただきます。)
◆形  式 現地開催(※オンライン開催ではないためご注意下さい。)
◆お申込み

申込受付を終了いたしました。

講演スケジュール

MSデータ解析の基礎,AIアシスト波形処理ソフトウェアPeakintelligenceのご紹介後,ユーザー様のリアルな声をご紹介します。

*デモンストレーションデータの受付は終了いたしました。ご協力いただきました皆様ありがとうございます。
当日,プログラムの1つとしてPeakintelligenceの全体デモンストレーションを行います。デモの際,解析するためのお客様の実データを募集いたします。

  • 提供いただける方には当社より改めてご連絡をさせていただきます。
  • LabSolutionsで取得したLCMSデータに限ります。
  • お申込み多数の場合は,後日個々に対応させていただきます。
 
13:05 - 13:35

【解析の基礎を学ぼう!】
LC-MS分析における適切なデータ処理
~波形処理パラメーター設定の考え方~

LC-MSから得られたクロマトグラムのデータ処理は,定量結果に大きく影響するため非常に重要です。ピークの波形処理は,解析ソフトウェアに搭載される波形処理パラメーターに従い自動で行われますが,未分離ピークをはじめとした複雑なピークに対しては,「どのような波形処理が適切であるのか?」,「どのようにパラメーターを設定すれば良いのか?」など悩まれる方もいらっしゃるかと思います。そこで,波形処理に関する基礎的な内容をはじめ,具体的な波形処理パラメーターの設定方法をご紹介します。

講演者:島津製作所 技術者
13:35 - 14:00

【製品紹介】
AIアシスト波形処理ソフトウェア"Peakintelligence"のご紹介

近年,質量分析技術は目まぐるしく発展してきていますが,それに伴い膨大な量のデータが生まれます。特に,対象化合物が多い場合,クロマトグラムからピークをピッキングする(ピークの幅や高さを読み取る)作業がデータ解析のボトルネックとなり,悩みを持たれる方も多いかと思います。最新の波形処理ソフトウェアPeakintelligenceは,高度なAI技術を用いて開発したアルゴリズムで波形処理を行います。その特長や具体的な事例をご紹介します。

講演者:島津製作所 技術者
14:10 - 14:40

【招待講演 ①】
農薬分析現場でのPeakintelligence™の使用感​

日常の残留農薬検査で使用している農薬混合標準品を従来アルゴリズム(クロマトパック)とPeakintelligence™で波形処理し,それぞれの処理状況を比較しました。228項目中59項目の農薬で波形処理に改善が見られました。実際の作業を担当した経験の浅い分析担当者の立場から使用感を発表します。

講演者:東海コープ事業連合 大竹様 落合様​
14:40 - 15:40

【招待講演 ②】
AIを用いたピーク波形処理の食品分析への適用​

人工知能(AI)の発展は目覚ましいものがあり,無人レジ,音声翻訳,自動運転などAIが組み込まれた製品やサービスが続々と登場しています。このAI活用の波は機器分析の業界にも押し寄せており,既に一次代謝物や細胞培養の分野ではクロマトグラムのピーク波形処理にAIが活用されています。当法人では,このAIを用いたピーク波形処理を動物用医薬品,麻痺性貝毒などの分析に適用しましたので,その性能及び実用性についてご紹介します。

講演者:一般財団法人日本食品検査 橘田様
15:50 - 16:50 ラボツアー&Peakintelligenceデモンストレーション
 

※プログラム順や内容は変更となる可能性がございます。

こんなお悩み,Peakintelligenceが解決します!

クロマトグラムのピーク検出をAIがアシストする製品です。 熟練作業者が行った波形処理をAIに学習させており*2,その熟練者と同等レベルの解析を実現できます。

*2:お客様の波形処理を学習する機能は搭載しておりません。

様々なピークに適応する解析条件の構築が難しい

様々なピークに適応する
解析条件の構築が難しい...

従来のアルゴリズムとは異なり,アルゴリズムとモデルを選択するだけで,事前のパラメーター調整は不要です。

 
解析するデータ数が膨大で時間がかかる

解析するデータ数が
膨大で時間がかかる...

複雑なクロマトグラムでもピークを検出できます。解析条件の構築とデータの見直しや手動処理にかかっていた作業の手間と時間を大幅に軽減することができます。

 
作業者によって結果にバラツキが出る

作業者によって
結果にバラツキが出る...

パラメーター調整不要であるため,分析者の熟練度によらず同じデータに対して同じ定量値が得られます。バラツキの原因となる手動処理作業も大幅に低減できます。

関連製品のご紹介

Peakintelligence™ for LCMS

Peakintelligence for LCMS
 

詳細はこちら 

クロマトグラムのピーク検出をAIがアシストする製品です。 熟練作業者が行った波形処理をAIに学習させており,その熟練者と同等レベルの解析を実現できます。従来のアルゴリズムとは異なり,事前のパラメータ調整は不要で,デフォルト設定と比較して誤検出を1/3に低減します。

 

Peakintelligence™ for GCMS

Peakintelligence for GCMS
 

詳細はこちら 

GC/MS/MS定量処理ワークフローにおいて波形処理に要する時間を大幅に短縮する新AI波形処理アルゴリズムを搭載した製品です。
波形処理のノウハウを学習したAIアルゴリズム は,ユーザーによるパラメータ設定不要で,熟練作業者なみの波形処理を実現できます。
さらに,低濃度サンプルに対しても正しく検出できます。

本セミナーに関するお問い合わせ

島津製作所 分析計測事業部 セミナー事務局
E-mail : an_seminar@group.shimadzu.co.jp