塩基性化合物のテーリングを抑制するカラムのご紹介

一般的なオクタデシルシリル化（Octadecyl Silyl；以下 ODS） シリカゲルを充てんしたカラムで塩基性化合物を分析すると、対象化合物の物性によってテーリング等が生じる場合があります。

逆相カラム：Shim-pack Arata C18カラムはシラノールとの相互作用が抑制されるように設計されており、塩基性化合物の分析でも単純な移動相を用いて分析しても良好なピーク形状を得ることができます。

今回は、医薬品の不純物分析において、Shim-pack Arata C18 カラムを用いて塩基性化合物と酸性化合物を同時分析した例をご紹介します。