微細藻類の成長度合いを簡単、便利、迅速に評価します

  • ろ過や乾燥、希釈などの前処理は不要。簡便に細胞量を測定・評価できます。
  • ディスポーザブルの試料ビンやセルを使って、セル洗浄も不要です。
  • 分析時間は約1分。迅速に評価できます。
紫外可視分光光度計 UV-2600

紫外可視分光光度計

微細藻類の細胞量評価に広く用いられている乾燥重量法は、培養液を真空ろ過して乾燥させるため、手間と時間がかかるのが難点です。 しかし島津UV微細藻類分析システムでは、培養液を直接測定して細胞量を計算するため、評価の省力化・スピードアップができます。さらに、ディスポーザブルの試料ビンやセルを使えば、セルの洗浄も不要です。

微細藻類ナンノクロロプシスの濃度測定

濃度の異なる微細藻類ナンノクロロプシス液(100~5億 cell/ml)を試料ビンに入れ、藻類分析用積分球を使用した島津微細藻類分析システムを用いて反射率測定を行いました(各濃度 n=2で測定)。 ろ過や乾燥などの前処理はもちろん、計量や秤量の必要もありません。試料の入った試料ビンを積分球に入れるだけで測定できます。図2のように、細胞量と反射率には相関があることがわかります。

図3 濃度と910nmの反射率のプロット

図3 濃度と910nmの反射率のプロット



表1 濃度定量結果

検証用
試料濃度
単回帰の
定量結果 (*)
重回帰の
定量結果 (**)
70 72.9 69.2
70 73.4 69.1
30 32.4 28.3
30 32.3 30.0
5 1.4 5.3
5 1.5 5.4

(*) 910 nmの反射率で単回帰計算
(**) 870,910,980,1070 nmの反射率で重回帰計算

70, 30, 5億 cell/ml以外を標準試料として、単回帰(1次検量線:図3)と重回帰の検量線を作成し、70, 30, 5億 cell/mlの試料の濃度を定量計算しました。表1のように、単回帰でも良好な定量結果が得られていますが、重回帰ではより高い精度で定量計算ができます。

  • 細胞量が多く反射率が高い場合は、使い捨ての試料ビンを使った反射法
  • 細胞量が少なく反射率が低い場合は、ディスポーザブルセルを使った透過法
で測定します。

構成例

島津UV微細藻類分析システム 内容
反射測定パッケージ
(高濃度用)
UV-2600i
藻類分析用積分球
反射測定用試料ビン(20 mL 55個入り)
反射用基準白板
制御用パソコン
透過測定パッケージ
(低濃度用)
UV-2600i
積分球 ISR-2600 Plus
透過測定用ディスポセル(100個入り)
制御用パソコン

*プリンターは含まれていません。別途、据付調整費を申し受けます。