TOC

セメントはカルシウムを多く含むアルカリ性であるため,空気中の炭酸ガスを徐々に取り込むことで炭酸カルシウムが生成され,次第に劣化することが知られています。セメント製品改良の研究(炭酸化を防ぐ表面処理方法の開発など)においては,製品に含まれる炭酸カルシウム量を正確に把握する必要があります。こうした目的に全有機体炭素計TOC-Lが有効です。

(左)TOC-LCSH/CSN スタンドアロンモデル,(右)TOC-LCPH/CPN PC制御モデル

TOC-LCSH/CSN スタンドアロンモデル / TOC-LCPH/CPN PC制御モデル