アセトニトリル省溶媒対策に関するQ&A(溶媒リサイクル,その他)

Q: 溶媒リサイクルバルブを使用する場合,専用のソフトウェアも購入する必要があるのでしょうか?(お問い合わせ番号0303)
A: 専用のソフトウェアをご購入いただく必要がありません。 ワークステーションLCsolutionに,溶媒リサイクルバルブを制御する機能が含まれています(バージョンアップの必要もありません)。 環境設定のUV検出器の設定画面で,[リサイクルバルブの使用]にチェックをすると,メソッド[装置パラメータービュー]の[検出器]タブで溶媒リサイクルの設定をすることができます。
Q: 当社では検出器出口溶出液を全量 リザーバに回収しています。 分析中にベースラインが上がってきて,試料溶媒だけ注入したら,目的成分付近にマイナスピークが出るようになりました。これは何ですか? また移動相を新たに作り直すべきですか?(お問い合わせ番号0301)
A: 1)ベースラインの上昇は,移動相中に溶出液からの試料成分が増加することにより,移動相自体の吸収が大きくなってきているためと考えられます。
2)そのマイナスピークは,目的成分位置の溶出バンドにおける目的成分濃度の減少と思われます。 目的成分が含まれる移動相に試料溶媒を注入すると,目的成分量の少ない溶出バンドが生じ,カラム内でのバンド移動速度は目的成分の移動速度と同じになるのでマイナスピークが生じます。
3)目的成分溶出位置にマイナスピークが出ると,特に目的成分が低濃度のときに面積減少の影響が大きくなります。 移動相が豊富にある場合は,移動相作り直しよりも,標準試料を注入しなおして検量線を作り直してください。
Q: 純度の悪いアセトニトリル(または使用済み移動相)を精製して再利用することは可能ですか?(お問い合わせ番号0302)
A: 残念ながら弊社には知見がございません。一般に、水とアセトニトリルの混合系ではアセトニトリル比率が83.5%の時に共沸と言われていますので,蒸留して分離するのは難しいのではないかと思います。

HPLC移動相としてよく使われるアセトニトリルが入手困難,流通不足,在庫不足と言われています。溶媒消費量削減するため対策ページです。

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