アセトニトリル省溶媒対策に関するQ&A(セミミクロ,高速化)
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Q:現在使っているカラムからカラム長の短いカラムを使ってみようと思います。 グラジェントプログラムは現在のままでいいのですか?
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Q:高速分析カラム(XR-ODS)を使う場合、移動相流量はどのくらいにすれば良いですか?
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Q:カラムのサイズダウンに合わせて,ミキサ容量も小さくするということですが,標準ミキサ(最小0.5mL)の容量を小さくするだけではいけないのですか?
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Q:カラム内径のサイズダウンを考えています。カラムを変えるだけでなく,気をつけなければならないことはありますか?
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Q:現在SPD-20A温調標準セルを持っています。セミミクロセル用の部品に交換すれば,セミミクロセルとして使用できますか?
Q: | 現在使っているカラムからカラム長の短いカラムを使ってみようと思います。 グラジェントプログラムは現在のままでいいのですか?(お問い合わせ番号0201) | ||||||||||||||||||||
A: | 基本的に,移動相組成を現在のものと同じものを使用する場合,タイムプログラムを再検討する必要はなく,カラム容量比と移動相流量比から簡単に算出できます。 通常分析カラムとShim-pack XR-ODSのような高速分析用カラムとの間で,保持特性の違いにより分離状態が変化した場合には,必要に応じて混合比率を微調整します。 超高速分析でのタイムプログラムは,下記の計算式で容易に割り出すことができます。
例えば,流速1.0mL/minで通常分析用カラム(長さ150mm,内径4.6mm)から流速1.2mL/min Shim-pack XR-ODS(長さ75mm,内径3.0mm)にカラムを変更したとき,濃度グラジエントのタイムプログラムは次のようになります。
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Q: | 高速分析カラム(XR-ODS)を使う場合、移動相流量はどのくらいにすれば良いですか?(お問い合わせ番号0202) | ||||||||||
A: |
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Q: | カラムのサイズダウンに合わせて,ミキサ容量も小さくするということですが,標準ミキサ(最小容量0.5mL)の容量を小さくするだけではいけないのですか?(お問い合わせ番号0203) | |||||||||||
A: |
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Q: | カラム内径のサイズダウンを考えています。カラムを変えるだけでなく,気をつけなければならないことはありますか?(お問い合わせ番号0204) | |
A: | セミミクロカラムを用いる際はカラム外拡散を抑制するためにカラムの内径に合せて,流路の配管,検出器セルのサイズの小さいものをお使い下さい。さらに,流路全体のサイズダウンに合せてグラジエントミキサも小さいものを使います。 オートインジェクタについても,サンプルの通過する部分の配管内径に配慮します。またコンベンショナルLCに比べ,送液ユニットに低流量域での流量正確さや精密さなど送液安定性,オートサンプラについては微量注入時の注入再現性が求められます。詳細: セミミクロ化 |