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分銅のおはなし

分銅を「使うとき」「保管するとき」に注意すること

分銅を「使うとき」「保管するとき」に注意すること

分銅はとてもデリケートなものです。間違った使い方や保管をすると、分銅に傷が付いたり、錆びてしまい質量が変わってしまいます。今回はお手持ちの分銅をより長くお使いいただくために、「使うとき」「保管するとき」、それぞれの留意点をお話しします。

「使うとき」

  • 分銅には素手で触れないようにしてください。素手で触れますと油脂や汗の塩分が付着して、錆び等による質量変化の原因になります。分銅に傷がつかないように木製のピンセットか、または先端に樹脂やゴムのカバーがついたピンセットを使用してください。重い分銅の場合は手袋を使用して分銅を持つようにしてください。
  • 分銅は天びんの皿上で滑らせたり、硬いものにぶつけたりしないでください。皿の上を滑らせますと分銅の底面が磨り減って質量減少の原因になりますし、ぶつけますと分銅の一部が欠けてしまうことがあります。
  • 高分解能の天びん校正に分銅を使用する場合は、天びん設置室と分銅保管場所の温度に注意が必要です。それぞれの温度が異なると、測定の際に対流が生じて数値が変化してしまう場合があります。天びん設置室(高分解能天びんではひょう量室)と分銅の温度が同じになるように、分銅を天びん設置室(高分解能天びんではひょう量室)に十分な時間(2?8時間)放置してください。

「保管するとき」

  • 分銅は湿気やほこり、腐食性ガスの少ないところに保管してください。錆の発生やほこりの付着は質量増加の原因となります。乾燥剤を入れたデシケータ内に収納し金属ロッカーに保管するのことをお奨めします。
  • JCSS証明書はプラスチックケースなどに入れて分銅の付近に保管しておけば、証明書が必要なときに取り出しやすく、汚れを防ぐこともできます。
  • JCSS証明書の有効期限はありません。分銅を上記のような保管方法で保管すれば、長期間質量の変化を最小限に抑えることができますが、質量値を確かなものにするために3?5年ごとにJCSS校正を行うことをお奨めします。
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