脳波(EEG)との同時計測

最近では空間解像度、時間解像度のメリットを生かすために,非襲的脳測定法を併用した同時計測法が注目されております。

fNIRSと脳波(EEG)を同時に計測することで,正中神経への電気刺激に対する体性知覚皮質の血液動態反応と神経活動の関係を調べました。
*正中神経(せいちゅうしんけい)は腕神経叢に由来する上肢腹側のおよそ真ん中を走行する神経

図1 NIRSとEEGのプローブの位置関係

電気刺激によるOxy-Hb(図2b)および,体性知覚誘発電位(図3b)の全測定部位のうち,P22(潜時22msの陽性波)の体性知覚誘発電位は電気刺激反対側(左)の耳の一次体性感覚野で増加していました(図3a,b)。
また,電気刺激5秒後のOxy-Hbも電気刺激の反対側の耳の一次体性感覚野で増加していました(図4)。
NIRSとEEGの同時計測は血液動態反応と神経活動の相関を調べる上で極めて有用です。


(データご提供 : 富山大学大学院医学薬学研究部 西条 寿夫先生)

参考資料 : Takeuchi., M, Hori, E., Takamoto, K., Tran, A.H., Kohno, S., Ishikawa, A., Ono, T., Endo, S. and Nishijo, H. (2009)
Brain cortical mapping by simultaneous recording of functional near infrared spectroscopy and
electroencephalograms from the whole brain during right median nerve stimulation. Brain Topogr, 22, 197-214.
*本データはFOIRE/OMMシリーズを用いて取得したものです。

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