高強度異形棒鋼及び継手用試験機

異形棒鋼は最近,ますます高強度化してきており,JISの強度区分から外れたSD685やSD785が使用されるようになるとともに,鉄筋に相当する強度を有する異形棒鋼用継手も出現しています。高強度化に伴い,鉄筋のサイズが小さくなるため,高層マンションに使用されるコンクリート梁の小型化が図れ,居住スペースが広くなるというメリットが生じています。ここで紹介する試験機は,特に高強度異形棒鋼及び異形棒鋼用継手を対象とした試験機です。異形棒鋼引張試験についても,使用する鉄筋サイズによっては,2,000kNを超える試験機が必要となってきています。汎用試験機群の万能試験機をご参照下さい。

仕様 

仕様

試験力 : 圧縮 最大500 kN
ストローク : 0~200 mm(±100 mm)

システム構成例

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機器名称 試験機本体
型式 U2500 kN形
仕様 4本柱、上アクチュエータ式
動的 ±500 kN
静的 引張2500kN,圧縮1250 kN
アクチュエータ ±150 mm
1. 一方向引張り試験
2. 一方向繰返し試験
3. 弾性域正負繰返し試験
4. 塑性域正負繰返し試験