分析例解説

においや味は個人によってばらつきがあり,成分に応じて人が感じる閾値も異なることから,食品のおいしさを評価するうえで官能評価は欠かせません。各種の官能評価を補助する機器を用いることで,官能評価をより効果的かつ効率的に行うことが可能です。

におい嗅ぎGC-MSによるにおいの評価事例

におい嗅ぎガスクロマトグラフ質量分析計システムでミント試料を評価した結果,リモネンは,成分量が多くても強いにおいを感じず,逆にスカトールは,成分量が少なくても強いにおいを感じ,成分量とにおいの強度が比例しないことが示されました。

希釈混合装置を用いたにおいの検知閾値の測定例

においの検知閾値は,成分の種類によって幅広く,その評価には試料の前処理や測定法の検討が必要になります。希釈混合装置FDL-1 は,徐々に弱くなる(または徐々に強くなる)においと無臭空気を交互に出すことが可能であり,簡便に検知閾値を測定することができます。

希釈混合装置 FDL-1

希釈混合装置
FDL-1

光脳機能イメージング装置を用いた官能刺激時の脳の反応例

光脳機能イメージング装置 LIGHTNIRS

生体透過性の高い近赤外光を頭部に照射し,脳表面の活動状態をリアルタイムに可視化する光脳機能イメージング装置を用いて,官能刺激時時の脳の反応を計測した結果,異なる官能刺激により,脳の血流変化に差異が認められました。

異なる官能刺激時の脳の反応

異なる官能刺激時の脳の反応

 

主なアプリケーション

No.
タイトル
装置
食品中におい成分と代謝成分の網羅測定による品質評価法の検討
GC-MS
Smart Metabolites Database
ブラジル産エッセンシャルオイル Cordia verbenaceaeのキャラクタリゼーション
GC-MS
FFNSC 香料ライブラリ
シリカモノリス捕集剤 MonoTrapとGC-MSを用いたシークワシャー加工品香気成分の簡易分析
GC-MS
TR 18 コーヒー香気成分の分析 GC-MS
GC/MS異臭分析システムを用いた異臭クレーム品への新たなアプローチ
GC-MS
異臭分析データベース
食品劣化による異臭の解析
GC-MS
におい識別装置
アロマキットを基準臭としたにおいの評価
におい識別装置

関連情報

Top of This Page