IRXross
微生物を用いた物質生産や菌製品の製造において、培地の組成は菌の増殖や代謝に大きな影響を与えます。特に、ペプトンや酵母エキスといった天然由来原料は、メーカーやロットごとに微細な差異が生じることがあります。 こうした原料の変動は、最終製品の品質や収量に予期せぬ影響を及ぼす可能性があります。そのため、製造プロセスを安定化させるには、培地原料の違いが菌体に与える影響を継続的にモニタリングすることが重要です。 フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)は、物質の分子構造を解析する手法であり、特に微生物の検出において、その有用性が注目されています。FTIRで得られる菌の赤外スペクトルには、脂質、多糖類、タンパク質、炭水化物などに由来する情報が含まれるため、同一条件(培地、温度、時間)で培養した菌を対象としたモニタリングを行うことができます。 本アプリケーションでは、IRXrossと拡散反射測定装置DRS-8000 特型を組み合わせた、菌製品の培養モニタリング手法についてご紹介します。
2026.10.29
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