Nexera lite inertシステムを用いた蛍光ゲルろ過(FSEC)法による膜タンパク質性状評

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はじめに

膜タンパク質の機能を立体構造レベルで理解するためには、精製を通して高純度な膜タンパク質を得ることが重要です。そのため、安定して効率よく目的の膜タンパク質を発現する実験系を迅速に評価する必要があります。 蛍光ゲルろ過(Fluorescence-detectionSize-ExclusionChromatography)法、通称FSEC法では、未精製サンプル中のGFP (GreenFluorescentProtein)融合膜タンパク質を特異的に検出することで発現量や均一性の評価が可能となります。本稿では、FSECを真核生物由来の膜輸送体の熱安定性評価へ適応した事例についてご紹介します。

2025.09.02

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