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ユーザーベネフィット

- オンラインTOC計による連続自動測定で、24時間365日、水道水質の常時監視が可能です。 - あらかじめ測定スケジュールを設定することで、正確なインターバルでの測定が可能です。 - 測定したい試料が急遽発生した場合、オンライン測定の待機時間を利用して割り込み測定ができます。

はじめに

私たちが使用する水道水は、その安全性を確保するために水道法で水質基準が定められており、定期的に検査することにより厳密に管理されています。 検査方法は「水質基準に関する省令の規定に基づき環境大臣が定める方法」(平成15年厚生労働省告示第261号)に詳細が規定されていますが、令和7年4月に一部改正が施行され、全有機炭素計測定法について「連続自動測定機器による全有機炭素計測定法」が追加されました。使用する装置の条件は定量下限値(0.3 mg/L)や前処理に関する内容などいくつかありますが、島津オンラインTOC計TOC-4200はいずれも適合しています。 本稿ではTOC-4200で水道水を連続測定した例と、TOC-4200の測定値の妥当性確認として、ラボ用全有機体炭素計TOC-Lの測定値と比較した結果をご紹介します。

2025.08.27

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