
AIMsight™
-フィルター上に捕集するような100 µm未満のマイクロプラスチック(MPs)を、高速で測定することができます。 -フィルター上で確認されたMPsの種類を同定すると共に、種類ごとの色分けや個数の集計などの解析が容易にできます。 -MPsの大きさ(長径/短径、フェレー径、面積)が計算できることに加えて、体積/質量を推定することができます。
マイクロプラスチック(MPs、サイズ 数 µm~5 mm)は、海洋環境問題と広く認識されていますが、特に小さいMPs(100 µm未満)は飲料水に混入していることも報告されており注目が集まっています)。100 µm未満のMPsの数や形状を確認しつつ定性分析するには、フィルター上に試料を捕集し、赤外顕微鏡やラマン顕微鏡で観察・測定します。その際、可視画像により、フィルター上でMPs候補物を探してから測定するポイント測定より、エリアを設定して測定するマッピング測定の方が設定は簡単で見落とし等がなくなりますが、測定には時間を要します。また、測定後の解析でMPs候補物の同定や大きさ、データの集計などにも時間を要します。そこで、これらの測定や解析に要する時間を短縮させるために、高速マッピングプログラムと粒子解析プログラムを開発しました。 今回は高速マッピングプログラムを用いて、MPs標準物質を測定しました。また、粒子解析プログラムを利用しMPs標準物質内のMPsの分布を解析した事例をご紹介します。
2025.08.06
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