
Shim-pack NovaCore
- 有機シリカハイブリッド基材のShim-pack NovaCore C18-HBは、pH1-12までの幅広い移動相やサンプル溶媒を使用可能です。 - Shim-pack NovaCore C18-HBは粒子の表面にある多孔質層のみで分離が行われる(コアシェルカラム)ため、全多孔性カラムに比べて分析時間の短縮が可能です。 - 分析法開発支援ソフトウェアLabSolutions MDにより、効率的な分離条件検討が可能です。
食品添加物として使用される着色料は、天然色素と合成着色料に分類されます。合成着色料の使用可否は国によって異なりますが、日本では現在12種類が食品添加物として指定されており、安全性を確保するためにLCを用いた定性・定量が実施されています。2025年1月15日付で、米国食品医薬品局(FDA)が12種類のうち赤色3号の食品への使用を禁止することを公表し、着色料の安全性に対する関心がさらに高まっています。本稿では、有機シリカハイブリッドのコアシェルカラム”Shim-pack NovaCore C18-HB”と分析法開発支援ソフトウェア“LabSolutions MD”を組み合わせ、合成着色料であるタール色素12種の一斉分析のための分離条件検討を実施した事例についてご紹介します。また、分離最適化後のメソッドを実試料(金平糖)へ適用した事例についても示します。
2025.03.31
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