UV-2600i Plusによる紫外線劣化プラスチックのハーゼン単位色数(APHA)評価

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ユーザーベネフィット

- プラスチックの紫外線劣化による黄変を、ハーゼン単位色数として数値化することができます。 - LabSolutionsTM UV-VisColorのスペクトル評価機能を用いて、ハーゼン単位色数を簡単に評価することができます。

はじめに

プラスチックは軽量で加工しやすいため、多くの工業製品に使用されています。プラスチックが利用されている代表的な製品として自動車部品や梱包材が挙げられますが、経年劣化や紫外線・雨・熱などに晒されることによって劣化し、強度や外観が変化します。 今回は高い透明度を持つプラスチック材料として知られているポリカーボネート(PC)とポリエチレンテレフタレート(PET)について、紫外線劣化させたプラスチックの色味を紫外可視分光光度計で測定し、ハーゼン単位色数を数値化して評価しました。なお、ハーゼン単位色数とはAPHA色や白金-コバルトスケールとも呼ばれている、無色透明から黄色味を帯びた試料に用いられる色味の評価法です。

2025.02.04

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