LabSolutions™ IR
様々なプラスチックの分析事例 - KnowItAllバンドル機能の有効性 -
ユーザーベネフィット
- マイクロプラスチックやリサイクルプラスチックの組成を把握するために、FTIRは簡便かつ有用な分析機器です。 - データベース検索ソフトウェアKnowItAllを用いることで、混合物の多成分検索や指定したピークの官能基解析が行えます。 - オプションのKnowItAllバンドルを使用すると、FTIR制御ソフトウェアからワンクリックでデータをKnowItAllソフトウェアに自動転送し、素早くスペクトル解析を行うことができます。
はじめに
わたしたちの身の回りには多種多様なプラスチック製品があります。プラスチックは軽くて丈夫で加工しやすいという利点がある一方で、世界中で様々な問題を引き起こしています。マイクロプラスチックやリサイクルプラスチックの課題について日々研究が進められている中で、まずプラスチックの材質を把握することは重要です。プラスチックの分析には様々な分析機器が用いられており、その中でもフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)は溶媒に溶解させるなどの複雑な前処理を必要とせず、簡便に分析できる機器として広く利用されています。 今回は、John Wiley & Sons, Inc. 製KnowItAllを活用した、プラスチックの分析事例を紹介します。KnowItAllでは、豊富なライブラリを用いた検索、多成分検索による構成成分と構成比率の解析、指定したピークの官能基検索(部分構造解析)など、様々な解析が行えます。また、当社FTIR用ソフトウェアLabSolutions IRおよび赤外顕微鏡ソフトウェアAMsolutionにはオプションのKnowItAllバンドルがあり、ソフトウェア内に配置されたKnowItAllボタンをクリックすると、アクティブなスペクトルデータがKnowItAllソフトウェアに自動転送され、素早く解析することが可能となります。
2025.01.06
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