
SPM-8100FM
- 大気非暴露環境でSPM/AFM測定ができます。 - ペロブスカイト結晶表面の本来の形状を観察できます。 - ペロブスカイト結晶表面の微視的な電流パスを可視化できます。
ペロブスカイト結晶は、太陽電池や発光ダイオード、半導体素子への利用評価が進められています。特長として、価格面では従来のシリコン基板を用いた素子と異なり、ガラスやフィルムなどの基板に液体を印刷する技術を用いるため、安価に作製が可能です。性能面では、例えばペロブスカイト太陽電池の発電効率が20%を超えるようになってきているように性能の良さがうかがえます。そこで近年はさらなる高性能化を目的としてSPM/AFMによる微視的な形状観察と電気電子特性解明が求められるようになってきています。 課題は、一般的なペロブスカイト結晶は水分に反応して劣化が進んでしまうため、水分を避けた研究が必要となることです。 そこで本報では、SPM/AFMと、低湿度雰囲気を実現する大気非暴露グローブボックスを用いたペロブスカイト結晶の形状観察・電流測定事例を紹介します。
2024.10.29
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