新しいTm解析システムを用いた核酸医薬品の熱安定性解析

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ユーザーベネフィット

-二本鎖核酸の50 %が一本鎖に解離する温度(Tm値)が簡便に求められます。 - アニーリング(前処理)からTm値の解析(中線法、微分法)まで全て自動で行うことができます。 - LabSolutions™DB/CSシステムと連携させることで、業界最高水準のデータインテグリティをサポートします。

はじめに

「核酸医薬品」とは、核酸あるいは修飾核酸が十数〜数十塩基連結したオリゴ核酸で構成され、化学合成により製造される医薬品の総称です。核酸医薬品は、従来の低分子医薬品や抗体医薬品では狙えないmRNAなどの分子を創薬ターゲットにすることができるため、次世代の革新的治療薬として近年盛んに開発が進められています。核酸医薬品開発および品質管理においては、熱安定性の指標となる融解温度(Tm値)が中心的な役割を果たしています。Tm値とは二本鎖の核酸の50%が一本鎖に解離する温度であり、一般にこの温度が高いほど熱的に安定と言えます。今回、紫外可視分光光度計UV-2600iと新しいTm解析システムを用いて、核酸の熱安定性解析(Tm解析)を行いました。本システムを用いることにより、核酸のTm値を簡便に算出できます。

2023.04.17

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