トリプル四重極質量分析計を用いた堆肥 および汚泥肥料中のクロピラリドの分析

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はじめに

クロピラリドは北米やオーストラリアでよく使用される除草剤の1種で、輸入された飼料に残留しており、飼料を与えた家畜のふん尿に含まれている事例があります。また、そのふん尿を原料とした堆肥を使用することにより、含有量が低濃度であってもトマトや大豆、ヒマワリ等の野菜や花の生育に影響が生じることがあるため、高感度な分析法が求められています。 ここでは、肥料等試験法(2020)1)の改良法2)に準拠し、トリプル四重極質量分析計LCMS-8050を用いて、堆肥及び汚泥堆肥料中のクロピラリドを分析した例をご紹介します。

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