クリーンエネルギー
リチウムイオン二次電池内部ガスの一斉分析
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はじめに
リチウムイオン二次電池の劣化評価では、電池内部に発生したガスの分析が必要です。採取した内部ガスをガスクロマトグラフに導入することで、ガスの組成を調べることができます。島津高感度ガスクロマトグラフシステム『Tracera』は、革新的なプラズマ技術により,HeとNe以外のあらゆる成分を検出できます。水素を含む無機ガスとC1~C3炭化水素の一斉分析が可能なため、従来の装置で必要だったキャリアガス切り替えや複数装置の併用が必要なくなります。また、Traceraは高感度なため、少量のガス試料の分析を可能にします。 本データシートでは、Traceraを用いた、リチウムイオン二次電池内部ガスの一斉分析をご紹介します。
2013.02.15