
GPCシステム
- 難溶性樹脂のGPC分析を行えます。 - 省溶媒化により分析コストの大幅な削減が行えます。溶離液消費量は通常分析の1/4、迅速分析の1/2です。 - 分析時間の短縮により業務効率が向上します。
難溶性ポリマーの分子量測定には高温GPC法が多く用いられていますが、そのためには高価な専用装置が必要となります 。溶離液にヘキサフルオロイソプロパノール(HFIP)を用いることで難溶性ポリマーを溶解し通常のHPLC分析装置で測定が可能になります。その反面、HFIPは高価であり従来のコンベンショナルサイズのカラムを用いた測定ではランニングコストの増加が大きな問題点となります。 ここではHFIPに対応したNexeraシステムと超迅速GPCカラムを用いて分析時間を短縮し省溶媒化を検討しました。またポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)の紫外線劣化による分子量分布の変化についてGPCで分析した例を紹介します。
2023.02.15
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