SALD-2300
ハンドクリームを希釈せず原液のままで測定
ダウンロード
はじめに
ハンドクリームのような乳液は、クリーム内の粒⼦径により「⼿触り」「伸展性」が変化すると⾔われています。⼀⽅で、ハンドクリームのような乳液は、粒⼦濃度が変わることで粒⼦径分布が変化する可能性が⾼いことも知られています。そのため、ハンドクリーム内の粒⼦径分布を求めるには希釈しないで測定することが求められますが、従来のレーザ回折式粒⼦径分布測定装置では装置側の制限によって100ppm以上の⾼濃度サンプルを測定する事ができなかったため、希釈せざるを得ませんでした。つまり、粒⼦濃度数%(数万ppm)のハンドクリームでは、希釈によって変化した粒⼦径分布を測定していた事になります。 SALD-2300⾼濃度測定システムは、 最⼤20万ppm(20%)の粒⼦濃度に対応しており、希釈せずに⾼濃度サンプル測定が可能で、希釈による影響を受けることなくハンドクリーム本来の粒⼦径分布測定が可能です。
2012.05.08
関連製品
一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。