懸濁試料の測定に威力を発揮するMPS- 2400 の紹介

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はじめに

濁った溶液試料を測定する場合,通常は積分球附属装置を用いて測定しますが,積分球では積分球内面の散乱反射光を検出器で捕らえる方式のため絶対光量が少なくなり,標準の測定に比べてS/N比のよいデータが得られません。今回紹介するMPS-2400は,エンドオンフォトマルを備え,試料から拡散した光を直接検出器に導く構造をとっているため,ノイズの少ない平滑なデータ曲線を得ることが可能です。ここでは日常的になじみの深い液体サンプルを中心に測定しましたので紹介いたします。

2000.04.25

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