
環境
- FTIRの測定に慣れていない方でも簡単にプラスチックの劣化解析や異物分析を行うことができます。 - 島津独自の紫外線劣化/加熱劣化プラスチックライブラリにより、スムーズに劣化プラスチックの解析ができます。
生産ラインなどで発生する異物には様々なものがありますが、プラスチック材料もその1つです。異物として発見されるプラスチックの大半は、市販データベースで定性可能ですが、紫外線や加熱により変性(劣化)すると、赤外スペクトルのパターンが変化するために正しい同定を行うことが困難となります。Plastic Analyzerに含まれるライブラリには、紫外線や加熱により劣化したプラスチックの赤外スペクトルを収録しており、劣化状態を反映した精度の高い定性が可能です。 本稿では、Plastic Analyzerを用いて、紫外線劣化したプラスチックを分析した事例をご紹介します。
2021.06.21