ダウンロード

はじめに

蛍光物質が吸収した励起光の光量子数と蛍光として発した光量子数の比を量子収率と言い、照明・ディスプレイなどに利用される蛍光体やライフサイエンス分野の蛍光プローブなどの発光強度や発光効率の評価に用いられている。量子収率を求める方法としては相対法と絶対法があり、ここでは、量子収率既知の蛍光物質を標準試料として使って未知試料の量子収率を算出する相対法で量子収率を求める際の算出式と注意点および測定例を紹介する。

2016.04.18

関連製品