
IRTracer-100
赤外顕微鏡は試料サイズ10μm程度までの微小物、微小領域の赤外スペクトルを測定することができ、試料の状態や分析目的などに合わせて透過法、正反射法、ATR法などの測定手法を選択することができます。測定対象が試料表面に存在する場合は正反射法やATR法を用いて前処理なく直接測定することが可能ですが、フィルムや樹脂などの内部に混入した異物の場合は直接測定することが困難なため、内部から取り出す必要があります。異物のサンプリングにもそのサイズや状況に応じて様々な方法がありますが、今回はフィルム中異物に対し、ミクロトームを用いてサンプリングし分析した結果についてご紹介します。
2010.03.14
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