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はじめに

測定試料に光を照射し通過した光を検出する透過法は、試料形状によって適した手法(付属品)が異なります。そのうち、KBr錠剤法は主に固体や粉体試料を測定するための手法です。KBr錠剤法は日本薬局方(JP)のほか、米国薬局方(USP)、アメリカ材料試験協会(ASTM)など標準化された手順として必要不可欠です。 KBr錠剤法において良好なスペクトルを得るためには、粉末の粒度をそろえる、錠剤成形時の圧力を一定にするなど様々な留意点を必要とします。特に水分の影響には留意しなければなりません。ここでは、KBr錠剤法により、吸湿しやすいアミノ酸の分析を行いました。失敗例も交えてご紹介します。

2020.02.16

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