低分子医薬品
自動拡散反射装置の確認試験への応用
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はじめに
第十三改正日本薬局方には,固体試料の測定方法として,KBr錠剤法以外にATR法,拡散反射法が記載されています。拡散反射法は,粉末試料の測定方法として,FTIRの普及とともによく知られるようになりました。この方法は,錠剤を作る必要がないため前処理時間が少なくてすみますので,確認試験の方法として最近よく用いられるようになっています。 確認試験において,一度に多くの試料を測定する場合は,自動拡散反射装置を用いるとさらに測定の効率化を図ることができます。ここでは自動拡散反射装置を確認試験に応用した場合の操作手順をご紹介します。
2000.10.22