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ユーザーベネフィット

ー 接合部全体の組成の解析に関する研究に役立ちます。 ー 接合強度に起因する金属間化合物層の膜厚や構造の解析に関する研究に役立ちます。

はじめに

摩擦攪拌接合(FSW:Friction Stir Welding)は、ツールの回転による摩擦熱を用いて異種材料を固相接合する方法で、自動車だけでなく鉄道車両、航空機、船舶、土木構造物、電気機器など様々な分野において、軽量化の目的で幅広く利用されています。近年、地球環境保全や省エネルギーの要望に伴い、製品の軽量化や生産効率の向上が求められ、接合プロセスの最適化や接合部・界面の組織制御などの目的で様々な研究・開発が進んでいます。 また、FSWと同じ摩擦攪拌現象を利用した点接合法として摩擦攪拌点接合(FSSW:Friction Stir Spot Welding)があり、既に自動車の生産ラインで実用化されています。 今回、アルミニウム合金と亜鉛めっき鋼板の摩擦攪拌点接合の接合界面を電子線マイクロアナライザ EPMA(EPMA-8050G)で分析した事例をご紹介します。

2021.09.12

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