
EDX-8100
- 従来EDXでは困難であったAl合金中のMgの分析が可能です。 - マッチング検索機能を用いることで、鋼種判別ができます。 - 小さな試料からA4サイズまで、さまざまな大きさの試料の分析に対応します。
アルミニウム合金は切削性、耐摩耗性、耐食性の向上などを目的として、アルミニウムに銅やマンガン、シリコンなどを添加した合金です。組成により、1000~8000番台までのアルミニウム合金に分類されます。 アルミニウム合金の品質管理やリサイクル材の受け入れ検査などに、エネルギー分散型蛍光X線分析(EDX)は広く用いられていますが、これまでのEDXでは感度・分解能不足から軽元素(特にMg)の分析は困難でした。しかし、EDX-8100は軽元素領域の性能が大幅に向上し、0.1 %以下のMgの定量が可能となりました。 本稿では、 1. 検量線法による定量分析と精度評価(標準試料を用いた検量線作成、繰り返し再現性試験) 2. FP定性定量分析とマッチング機能について紹介します。
2022.08.07
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