
EDX-7200
蛍光X線分析は非破壊で固体,粉体,液体などの試料を迅速かつ簡単に分析できることから,RoHS/ELV指令のスクリーニング手法として広く用いられています。最近,電機・電子業界ではRoHS指令による5元素の規制に加え,Br,Cl等のハロゲンのフリー化が進められています。今回,PE(ポリエチレン)樹脂にClを添加した検量線試料を用いて,形状の異なる試料の定量分析を行いました。また,応用例として未知試料(プラスチック板,部品)に含まれるClを分析しました。また,スクリーニング分析例として電子基板中のClを分析しましたので,その結果もご報告します。なお,今回用いたCl含有検量線試料につきましては,アプリケーションニュースX231をご覧ください。
2009.01.24
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