
石油化学
セラミックスは硬度、耐摩耗性、耐食性などすぐれた材料特性をゆうしており、機械部材やコーティング材、金属との複合材料として大きな期待を集めております。これらのセラミックス材料の焼成、焼入れなどの熱処理や、研削加工、また異種材料との接合時に生じる残留応力の研究や管理にX線応力測定法が利用されています。すでに実用的に使われているセラミックス材料のX線管球とX線応力定数についてTable1に示します。今回はα-AL2O3セラミックスについてX線回折装置付属の応力アタッチメントを用いて測定を行った例を紹介します。
2006.07.31