
OLS5100
- OLS5000のマクロ機能は検査フローの実行を無人(自動)化できます。 - 球状試料を座標登録して行う自動表面粗さ検査は手動検査と比較して時間と労力の低減ができます。 - 検査合格品・不合格品は座標IDで識別できます。
金属、セラミック、樹脂などの材質で製造された球は機械部品の一部に利用されています。球表面の凹凸は外観、摩擦、耐久性などの品質や機能に影響します。そのため、表面の凹凸性状を算術平均粗さ(Sa)や最大高さ(Sz)などで数値化する表面粗さ検査は重要となっています。球の表面粗さ検査では検査位置を正確に球の頂点に合わせる必要があります。そのため、多数の球の表面粗さ検査を行うには時間と労力を必要としてきました。 今回、3D測定レーザー顕微鏡 OLS5000 のマクロ機能を用いた検査の自動化により200個のガラス球の自動表面粗さ検査を110分で行えた方法と結果を紹介します。
2021.06.21
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