実験トータルアシストアプリケーションの ヒートマップ表示による表面性状の傾向分析

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ユーザーベネフィット

- 表面粗さパラメータ値の大小を色で視覚化するヒートマップ表示は、表面性状の傾向分析に有効な方法です。 -「実験トータルアシストアプリケーション」を用いると、試料条件のマトリクス作成からデータ取得と一括解析、解析値のヒートマップ表示までの一連の作業が効率的に行えます。

はじめに

試料作製、加工や光沢の特徴などの試料条件と表面性状(表面粗さ)との関係を評価するには、表面形状データ(高さ像)の取得とその表面粗さ値の傾向分析を必要とします。従来、このような評価ではデータ取得計画の作成からデータ取得、解析、解析値の分析などの作業を別々に行うため、時間と労力を必要としました。二次元(マトリクス)に配列した数値の大小を色で視覚化するヒートマップ表示(以下、ヒートマップ)は粗さの傾向分析に有効な方法です。3D測定レーザー顕微鏡 OLS5100のオプションソフトウェアである「実験トータルアシストアプリケーション」は、試料条件を組み合わせたマトリクスの作成からデータ取得と解析、ヒートマップの作成までの一連の作業が効率的に行えます。今回、手触りの異なる和紙の表面粗さの傾向分析を「実験トータルアシストアプリケーション」を用いて行った例をご紹介します。

2021.03.24

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