
SPM-8100FM
- 従来の走査型プローブ顕微鏡では不可能であった電解液中の電気力分布の測定・可視化ができます。 - 腐食防食や電池の分野で利用でき、電気自動車をはじめとする新エネルギー開発に役立ちます。
電池・ICチップ・メモリなど材料や物質の電位を利用したシステムは私たちの日常を支えています。走査型プローブ顕微鏡(SPM/AFM)では、試料表面の電位を測定するKelvin Probe Force Microscope(KPFM)法がよく用いられていますが、電気化学反応が発生する電解液中では利用することができませんでした。今回、電気力測定:Electrostatic Force Microscope(EFM)を応用した『EFMPhase-ZXY測定』を確立し、電解液中における電気力分布の可視化に成功したことを報告します。
2020.12.21
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