LSM、SPM による大豆葉毛茸の形状観察・硬さ評価

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はじめに

大豆は、品種によって、植食者であるハスモンヨトウの幼虫に対する抵抗性が異なることが知られています。抵抗性を左右する因子のひとつとして、葉の表面に生えている毛茸(もうじょう)が重要な役割を担っていると考えられています。強い抵抗性を示す毛茸の特徴を捉えることは、今後の品種改良の方向性を示す指標となり得ます。そこで、ここでは、4 品種の大豆について、走査型共焦点レーザー顕微鏡(LSM)を用いて、毛茸の長さ、角度、半径を測定しました。また、走査型プローブ顕微鏡(SPM)を用いて、毛茸の硬さ(荷重に対する変形量)を測定しました。

2021.05.06

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