
DSC-60 Plusシリーズ
エンジンオイルは潤滑作用だけでなく,密閉作用や冷却作用,腐食防止や洗浄作用など様々な役割を担ってエンジンを守る働きをしています。このエンジンオイルの分類の一つに粘度があります。粘度にはSAE(米国自動車技術者協会Society of Automotive Engineers)で定めた分類があり,そのオイルがどの程度の外気温で使用できるかを判断する目安になります。 ここでは粘度分類の異なる3種類のエンジンオイルの凝固と融解,新旧エンジンオイルの差をDSC-60とTAC-60Lを用いて測定しました。TAC-60Lは液体窒素を自動で供給する冷却オプションです。これにより液体窒素の供給流量を常時一定に維持でき且つ,穏やかで脈動のない液体窒素供給は,非冷却時と同等のベースラインが実現できます。
2006.01.05
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