CGT-7100 を用いた燃料電池用水素の生成に使用する触媒の研究

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はじめに

近年クリーンエネルギーとして注目をされている燃料電池に必要となる水素の生成方法の 1 つに,水蒸気改質法という手法があります。この手法では原料となるメタンやエタノールなどと水蒸気を混合したものを高温の触媒に導入して水素を生成しています。水蒸気改質法に用いる触媒の評価には,反応によって生成する CO,CO2 などの濃度変化をモニターして,触媒の能力や反応温度の違いによる触媒の劣化状況の評価を行なっています。CGT-7100 は CO,CO2,CH4 の内,最大 2 成分の検出部を搭載することができ,また前処理を装置に内蔵しているので別途前処理装置を接続せずに試料ガスをリアルタイムで直接測定することができます。ここでは触媒の評価のために CO,CO2 を測定した例をご紹介します。

2016.09.27

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