
オートグラフAGS-Xシリーズ
- ISO 13934-2に準拠した布の引張試験を行うことができます。 - 多数のつかみ歯をラインナップしており、最適なつかみ歯を選択可能です。
我々は毎日、季節、時間帯、状況やシーンに合わせて様々な衣服に着替えます。例えば、夏の日中に着用する服であれば通気性が良いTシャツを着用し、冷え込む冬には保温性の高いダウンジャケットを着用します。また、現場作業の方であれば頑丈な生地で動きやすい作業服を着用します。快適性や、機能性、デザイン性など、どの価値観を優先するかによって、衣類にも様々な性能が要求され、日々新たな製品が生まれています。 衣服は製品である以上、一定の品質を担保するための強度評価が必要となります。ISO 13934では我々の生活に欠かせない織物・編物について引張強度の測定手法について書かれており、ISO 13934-1ではストリップ法、ISO 13934-2ではグラブ法による測定手法が紹介されています。グラブ法の長所としては試料の作り方が容易であること、実際使用中の力の加わり方に近いことが挙げられます。また同じつかみの大きさでもストリップ法よりも強度が大きく出る傾向があると言われています。 本稿では、ISO 13934-2グラブ法による布の引張試験を行った例を紹介します。
2022.03.17
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