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はじめに

PDP(プラズマディスプレイパネル)は,薄く,高輝度で,しかも大形のものを製作することができるため,大形薄型テレビなどとして需要が急速に伸びています。 PDPの構造は,前後 2 枚のガラス基板を重ねて接着後,隙間の空気を排気し混合ガスを封入したものとなっており,基板にはリブと呼ばれる数十μm 幅の隔壁が多数構成されています。大形 PDP の機械的信頼性を担保するため,このリブの強度を管理することが必要とされ強度評価手段が求められるようになってきました。 今回は「島津微小圧縮試験機 MCT-W500」を用い,代表的なリブ(PDP背面板の隔壁)を試料として圧縮試験を実施し,破壊強度と試験力・変位の関係を測定した事例を紹介致します。

2008.08.02

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